この記事では、ランドセル素材の違いを詳しく、クラリーノ・牛革・コードバンについて解説しています。
- もうすぐ小学生の子どもがいるあなた
- ランドセル素材の違いについて詳しく知りたいあなた
- クラリーノ?牛革?コードバン?それって何?と思っているあなた
私のTwitterでアンケートを採ったところ、ランドセル素材について知らない人がたくさんいました!
今、ランドセル素材について詳しくまとめています!
そこでみなさんに質問です!
クラリーノ・牛革・コードバンの違いって分かりますか?— かなで❤小1ママ (@schoolbag_girl) April 27, 2021
なので、ランドセル素材についてくわしく解説したらみなさんのお役に立てるかも!?と思い、記事を書きました^^
ランドセル素材って違いがあるの?
ランドセルには大きく分けて2つの素材があります。
- 天然皮革・・・「本革」と呼ばれているもので、ランドセルでは「牛革」「コードバン」が当てはまります。
- 人工皮革・・・クラリーノなど、天然皮革に似せて「人工的」に作られた素材で、牛革やコードバンに比べて軽くてお手入れもしやすい素材です。
牛革・コードバンの特徴
ランドセル素材の天然皮革には、大きく分けて2つの種類があります。
- 牛革・・・生後3~6ヶ月以内に去勢された、2年以上を経た雄牛の革のことで、「ステアハイド」と呼ばれています。人工皮革とコードバンの中間的な素材とされています。
- コードバン・・・馬1頭のお尻からランドセルのかぶせ2枚分しか採ることができない最高級素材で、「革のダイヤモンド」と称されています。
牛革の中でも加工の違いで名前があり、凸凹加工して耐久性を高め、キズを目立ちにくくしている素材は「牛革ボルサ」や「シボ加工」と呼ばれています。
また、つるりとした表面の牛革は「スムース加工」と呼ばれています。
牛革・コードバンのメリット・デメリット
天然皮革とは何か分かったところで、メリット・デメリットをまとめてみました!
天然皮革(牛革・コードバン)のメリット
- 質が高い、高級感がある
- 手ざわりが良い
- 耐久性がある
天然皮革(牛革・コードバン)のデメリット
- 値段が高い
- お手入れが必要
- 重い
人工皮革って何?
次に、人工皮革について解説していきます。
人工皮革とは、簡単に言うと天然皮革の「本革」に似せた人工的に作られた素材なんです。
しかしながら合成皮革とは別物で作り方も違う素材になっているので、注意が必要です!
そして実は、今作られているランドセルは90%が人工皮革で、天然皮革のランドセルは10%くらいしか作られていないんです。
その中で購入されるのも人工皮革のランドセルが70%くらいなんだとか。
人工皮革(クラリーノなど)の種類と違い
人工皮革にも種類があります。
- クラリーノ
- コードレ
- ベルバイオ
- タフガード
- エアヌール
- エクセーヌ
- アンジュエール
これだけの種類が人工皮革にはありますが、違いは簡単に言うとメーカーの違いなんです。
クラリーノは株式会社クラレが作ったもので、うちのサイトでも紹介しているセイバンやイオンなどのランドセルに使われています。
ちなみにニトリのランドセルはタフガードを使っていますが、2011年から帝人コードレとニトリが共同開発を行い作られた素材なんですよ♪
クラリーノの中にも種類があるんです!
くわしくはこちら↓
セイバンのオリジナル素材「アンジュエール」とは?
うちのサイトではセイバンのランドセルを多く紹介しているので、この素材も解説しておきますね☆
それが、「アンジュエール」という素材。
アンジュエールとは、セイバンオリジナルの人工皮革で、基布と表面層にフィルムを加えて3層構造にすることで強度を高め、引っ張られたり折り曲げたりする力や、水などにとても強い素材となっています。
そして種類もあり、
- アンジュエールグロス・・・ツヤのある表面仕上げで、「シボ加工」になっています。細かなキズが目立ちにくい素材です。
- アンジュエールタフプラス・・・↑のアンジュエールグロスよりもさらにキズに強く丈夫で、深く落ち着いた色合いとなっています。
ちなみにモデルロイヤルクリスタルにはアンジュエールグロスが使われているんです♪
人工皮革(クラリーノなど)のメリット・デメリット
人工皮革について分かったところで、人工皮革のメリット・デメリットをまとめてみました!
人工皮革(クラリーノなど)のメリット
- 軽い
- お手入れ簡単
- 値段が安い
- カラーが豊富
人工皮革(クラリーノなど)のデメリット
- 天然皮革(牛革・コードバン)より耐久性に欠ける
- 高級感が劣る
背当てや肩ベルト、内装の素材ってどんなもの?
ここで、背当てや肩ベルト、内装の素材について紹介していきます♪
背当て&肩ベルトの素材
- ソフト牛革・・・通気性が良く、汗を吸収してくれる。
- エアリー・・・テイジンが開発。ニトリランドセルに使われている。
- ブレスレザー・・・セイバンで使われている。
内装の素材
- 豚革・・・よく使われている素材で、摩擦に強く湿気を調節する作用がある。
- 合皮・・・鉛筆などで汚れやすいが、落としやすい加工をしている素材もある。
牛革・コードバンって実際どんな評判?リアルな口コミを紹介します☆
ここからは、天然皮革(牛革・コードバン)ランドセルの口コミを紹介していきます!
https://www.instagram.com/p/CN7KcJuJyLi/?utm_source=ig_web_copy_link
本革だと重くて背負いづらいことがあるんですね…。
牛革ならではの風合いとカラーがオシャレなのは認めます…!
https://www.instagram.com/p/COjeSAqrY1g/?utm_source=ig_web_copy_link
お兄ちゃんはクラリーノで弟くんは牛革だそうですが、こうしてみるとあまり違いがないような…?
こちらはセイバン天使のはねのコードバンランドセルだそうですが、やっぱりセイバン天使のはねは背負いやすいんですね!
私もこのコードバンランドセルならおすすめしたいです!☆
https://www.instagram.com/p/COKsOmOLgoe/?utm_source=ig_web_copy_link
人工皮革(クラリーノなど)はやっぱり軽い?どんな評判?
次に、人工皮革の口コミを見ていきましょう☆
天然皮革の口コミでも紹介した土屋鞄のランドセルですが、こちらは人工皮革のクラリーノです!
でもどうでしょうか?このクラリーノでも牛革と変わらない見た目に見えませんか?
https://www.instagram.com/p/CD5f5-0gdL_/?utm_source=ig_web_copy_link
こういうパール系は人工皮革ならではのカラーで、牛革やコードバンには出せないカラーです♪
https://www.instagram.com/p/CBh8c0_JMOw/?utm_source=ig_web_copy_link
やっぱりクラリーノは軽くて背負いやすいと評判ですね!
ランドセル素材はどれが一番いいの?選び方をズバリ!
ここまで、ランドセル素材について解説してきましたが、結局のところどの素材がいいの?と迷うこともあるかと思います!
そこで、ここからはランドセル素材を選ぶ基準をズバリお教えします!
それは、通学時間です!
- ~10分以下 → 牛革・コードバンでもOK!
- 10分以上~ → クラリーノなど人工皮革がおすすめ!
牛革やコードバンの場合、やはり人工皮革に比べて重いのが現実です…。
そして通学の途中で雨が降ってくると、距離が長い分ランドセルがびしょ濡れになる可能性もさらに高くなります!
人工皮革なら1000g以下のランドセルも出ていますし、牛革やコードバンと比べて最大500gも重さが違うことも出てきます!
そして人工皮革なら雨に濡れても変色することがないので、安心です♪
ちなみにうちの娘は学校まで30分くらいかかるので、牛革コードバンは選べない!と思いました…。
もし10分圏内だったらそんな選択肢もあったかも…?
どちらにしても小学校が近いおうちっていいですよね!
私も学校が遠い家だったので、近所のおうちに憧れます…!
デザインなどの選び方はこちら↓
たった2行でわかる!ランドセル素材の違いと特徴☆
今回の記事では、ランドセル素材の違いを詳しく、クラリーノ・牛革・コードバンについて解説してきました。
再度まとめると、
- 牛革・コードバンは天然皮革で、質が高く耐久性はあるが重いので通学時間が10分以内の子どもにおすすめ!
- クラリーノなど人工皮革なら、ランドセルの90%に使われていて軽い素材なので通学時間が長くても疲れずおすすめ!